森に暮らす猟師健太郎さんジビエ&薪ストーブの夜2022 開催されました

とても緩やかな時間を過ごすことができました。 それは大地に生かされていることを実感する時間でもありました。 日常生活では忘れてしまっているヒト本来の力。 野性の力。 日常をタスク的にこなす日々では、自分の野性に気づくことはできません。
五感を研ぎ澄ませ自分の感覚を信じ大地と繋がることで、自分でも驚くほどの感性とエネルギーが自分の中にあることに気付けるのです。 猟師の感覚はタスク的に生きる人たちとは、まるで違います。 猟師健太郎さんのお話からその凄さが伝わってきました。 でもその感覚は本来誰にでもあった力。 すぐに取り戻すことは難しいけれど、丁寧に自分の感性と感覚に向き合うことで少しずつ見えてくると思うのです。
森に入り枝を拾い集め火をつける。 丁寧に火の変化に寄り添う。 暗闇の森の中を、自分の感覚を信じて一歩一歩踏み出す。
それは、まるで周りに惑わされることなく自分を生きる小さな一歩を歩む時と同じだと思うのです。